元女子LGBTQトランスジェンダーを公開して生きる方法
はじめましてマムです
僕は、元女性です
男性化していく数ヶ月以外は、疑われることなく男として生活できました
もう20年になります
元女性を隠して生きるために、正規雇用は避け
社会保険を払い
たくないと思うような個人経営の店や
朝5時から夜の23時までかけもちでバイト生活をしたり
自分で移動販売を始めたり、すり抜けて生きてきました
しかしそれも100時間以上は、社会保険適用ルールやマイナンバー導入あたりから
派遣などで仕事をはじめるとどうしても住民票の提出やマイナンバーの提出が求められ、履歴書には男と書き面接を受けるため
住民票は、見ないでくれと願いながら一か八かで責任者に渡し、マイナンバーは性別を隠しコピーして提出
後日組合からメールなり、封書が届くのだけど
最初は、緊張で体が強ばり震えたが
電話で「現在、性別変更中です」と告げると
守秘義務からなのか、現場には知らされずやり過ごすことができた
じわじわと苦しくなっていきました
自営業をやめると35歳を超えた頃から、いい歳して何やってるんだ?という目線が痛くなり無理やり自分で店を持つという夢を掲げ
それが自分の夢なんだと思い込むことで、新しくできた友人にも
そのためのバイト生活なんだとアピールを続けました
お得な小さな物件を探すも、やっと見つけても都内では5席15万円の家賃では
ほぼ家賃のために働くようなものでした
貯金もなく見せ金で金融公庫から借り入れるくらいの当てしかなく
お恥ずかしながら、店を持つということは親族に融資してもらえたり、楽しみを我慢して一日中働いて金を貯めた強者たちの城なのだということを、いい歳をして気がついたのです
自由に生きるため、人との出会いが一番大切なのだと飲み歩き散財している現況をガラリと変えるため、LGBTQに寛容なタイへ出稼ぎに行くことに決めた2017年
ここから自分は、大きく変わっていったと思います
現在、SNS上で友人・知人への一斉カミングアウトで、元女子であることを公開
反応は、想像以上に優しいものでした
それでも、日本人の優しさゆえあまり突っ込んで聞かれないことにジレンマがあります
とはいえ、聞かれたくない内容やこの人には聞かれたくないなど
わがままな自分もいます
何から書けば良いのか分からないのですが、自身を振り返りながら
今まで避けてきたジェンダー問題やLGBTQと向き合い
繋がりすら避けていたので、トランスジェンダーの友達も少ない今ですが
これからは、色んな方と出会いたいと思っています
どうぞよろしくお願いいたします
これは、ラオスで購入したTシャツの柄です
これを着て東京レインボープライドのパレードを歩いてみたいな
このブログに辿り着いてくれた誰かと一緒に